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怒らないこと―役立つ初期仏教法話〈1〉 (サンガ新書)アルボムッレ スマナサーラサンガこのアイテムの詳細を見る |
仏教の事は少しはわかっていると思っていたが、全然わかっていなかったと反省しました。
私はほんと怒らなくなって何年だろう。
ピリピリすることくらいは有るけど激怒は全く無い。
自分でもこれはいけない、枯れて来たんだと思い。
不安になりかけていたときに本書を見つけました。
そして怒らないことが正解だとわかった。
【一言でまとめると】
P202「怒りとは人間の不幸そのものです」
この文章に集約されている。つまり、怒っている人はそのまま不幸な人です。
【本書で一番ショックだったのは】
盗賊に面白いからお前を切って殺してやると言われて、怒ってはいけないと言う事だ。悪いことは淡々とはなし、それでも切られたら怒らず平静に笑って死んでいけないと、怒った瞬間に負けだということだ。
さすが宗教はビジネス書の到達する点の1万倍は深いところに到達しているのが良くわかる。日本人は宗教を嫌うが、宗教の哲学を良く学ぶことはビジネスや人生を学ぶ上で大変有用なことだと思う。
【レバレッジメモ】
P34「私こそ唯一正しい が人間の本音」
P35「私は間違いだらけと だとわかると怒らない」
怒るのは自分が正しいと思っているからとあるが、自分が正しくないと思うのは苦しい面もありますね。
P144「怒ったら自分は負け犬だと言い聞かせる」
怒らないことが幸福なら、怒った時点で幸福じゃなくなり負け犬になる。
P145「動物の世界でも、強いものほど怒らない」
P147「負け犬の母親を持つ子供は不幸」
おお、強烈だけど当たっている。いつも怒っている母親なんて子供がまともになるわけが無い。
P148「怒らない事と甘やかすことは違う」
悪いことは悪いとはっきりと注意しないといけない。甘やかすことではない。
P156-P157
「生きがいなどにこだわらない・・・・(中略)・・・・何があろうとも拒絶せず、状況を受け入れることです。つまり、仕事があるなら仕事を楽しむ。仕事が終わってからは老後を楽しむ。孫が来たら孫と遊んで楽しむ。そういうことです」
お茶を入れた欲しいといわれたらお茶を入れて、簡単な仕事をやって欲しいといわれたらそれをする。出来る人(仕事を良くこなすという意味ではない)が出来ることをやればいいのです。素直にすっと動けばいいのです。
P169「自分のすべきことを精一杯すればいいのです」
自分がどんな役職でも、掃除すれば良いし買い物に行けばいい。
いま、目の前にある事を精一杯すればいいのです。
P170「計画の長さは10分でいいのです」
小さく考えるのです。目の前のことを精一杯して小さい成功を積み重ねることが大切です。
P187「正しい笑いは、笑いたいから笑う のでも 幸福だから笑う のでもりません。その二つをおいておいてニコニコ笑うのです。 バカな人は笑いたくて笑いたくて、面白い漫才をやっている場所を探してわざわざ出かけて、そこで笑って家に帰るのです。」
漫才とかお笑いに興味が無いのは既に面白いから、面白くない不幸な人生なら笑いたいので行くんでしょうね。
私は漫才やお笑いに興味がありません。だれだれという漫才師に興味があるといわれても、私がいつも知らないのにみんな驚きますが、私は知っている皆さんに驚きます。(笑
P199「怒らないことは奇跡をもたらす」
怒らないことで相手を見方にして、誰も損することなく皆が勝者になるといいです。怒らずに智慧を働かせるのです。
そして怒らないことは自分に自信をつけます。
さて、ざくざくと書きましたがまとめましょう。
【まとめ】
怒りは不幸である。
怒りを智慧でコントロールしみんなが勝者になりましょう。
弱い心が怒りを産むのです。
この本は下手なビジネス書5冊分の価値があります。
やはり時間の中で磨かれてきた哲学は凄い!

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