「即戦力」に頼る会社は必ずダメになる (幻冬舎新書)
松本 順市
幻冬舎

新入社員と中途採用の意義について考えているとアマゾンで見つけたので買ってみた。
私は新書は内容が薄いことが多いので余り読まないのだけど、まぁ面白かった。

特に目新しいことは書いてませんけど、20代後半のサラリーマンでこの内容がわかってないと農業か漁業などの第一次産業に転身した方がいいんじゃないかと真剣に思う。(笑

一言でまとめると

自分が今いる組織で最後まで問題解決にチャレンジしてこそ人生が完遂される。

P60「転職回数が多いほど生涯賃金は増えない・・・・(中略)・・・・1つめは転職後の給料は思ったように増えない、と言う事実です。・・・・(中略)・・・・面接時に聴いたとおりに仕事が出来る人はまずいない。・・・・(中略)・・・・もうひとつは賞与です。・・・・(中略)・・・・入社後一年間は賞与がでない。」

転職を助長する様な仕事もあります。それ自体は必要であるけど、それがその会社やその業界のために無理矢理助長されてはいけないと思う。
違う会社に行っても、行かなくても、仕事が出来るとは課題に対して向い解決すること
それはどこに行っても同じだ。

P76「社員は経営者の言ったことは信じません。経営者のやったことを見て自分の行動を決めるのです。」

どうやって賞与や給与が決められるのがわからなければ、社員はじっと様子を伺うのです。(笑
でも、そうして一生伺えばいいと思う。私は自分の価値にあわせて行動し、周りはそれを見て勝手に評価してくれれば良いと思っている。

ある人はなんどもいいます。
「仕事の成果は他人の評価だ!」
私はなんどもいいます。
「自分で自分を評価しろ!」

真っ向から反対しているように見えるんだけど、実は同じ事を言っている。(笑

P99「労働分配率について・・・・(中略)・・・・この稼ぎの違いは、生産性を高める仕組みの有無です。」
P100「生産性をあげるということは、「一人ひとりが頑張って成績を上げる」という漠然とした決意とは違います。一人ひとりの稼ぎだす具体的な方法を、お互いに関心を持ち、高い業績に結びついている方法であると確認できたら、それをすぐに共有化していくこと。それを仕組みにしていくこと」
P100「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」

仕事とは全員がロールプレイングゲームをすることではない!!
それは遊びでやっておけ!!!
ゲームの攻略本を読んでみんなでゲームをクリアすることだ。
仕事でロールプレイゲームをしている人間は立ち去れ!

P108 
「高い成績をあげている社員のやり方は、オープンにされてますか?」
「オープンにした社員は、もっとも高い評価を得てますか?」

転職する人はこの質問を面接官にすればいい。
YES,YESと二つ並べば、その会社成長し給料が上がる会社だ。
この評価が出来ない会社は自己満足な自分だけを守るしょぼい会社だ。
君がその会社を変えてしまえ!
誰かが変えないと、誰も変えないのだ。

P144「自分ならどうして解決するかと言うことを常に考えることは、その解決方法を可視化する習慣をつけることです。これは問題解決能力の必要条件です。」

経験をたくさん持っているだけではダメ、それを説明して他者でも再現する能力が大切だ。
ゲーム攻略できてもダメ、ゲーム攻略本を書ける能力が大切だ。
自分だけゲームがクリアして自慢ばかりしている人は価値が無いってことだ。

【まとめ】
P100とP108にあった二つの話は本当に素晴らしく価値のある話だ。
自分を良くするためには他人を良くする。
この一見矛盾した事が自分を良くすると言うことに気がつけば
人生は変わると思う。

まさに丹波哲郎が言っていた通り。

「天国と地獄とは、円テーブルで腕にくくりつけた数メートルのスプーンで食事をするようなものだ。同じシュチエーションでも天国は互いに食べさして満腹になり。地獄は自分だけで食べようとして飢えるのだ。」

さすが丹波哲郎さん 霊界の広報マン!

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