NHK土曜ドラマTAROの塔のDVDで岡本太郎の人類の進歩と調和に反対だという宣言をなんどもなんども見た。大好きなシーンだからだ。
そこで、それをなんどもなんども見て思ったことがある。

なぜ反対したのかはいろんな記事を見ればわかる。安易な捉え方をする民衆へノンだったのだと思う。しかし、そこで敢えて自分が真っ向から反対し立ち上がることで、このテーマを本当に生きたテーマにしたいと思ったのだろう。表面だけの人類の進歩と調和だと言ってごまかすのではなく。本当にどうなんだ?本当に進歩しているのか?本当の調和はそんな生易しいものではない。ぶつかり合って苦しみぬいてこそ調和が生まれるのではないだろうか!と問うているのではないだろうか。

彼はテーマプロデューサーの仕事を真剣に考えて本当に生きたテーマにし、国民が真剣にテーマについて考えるために敢えて人類の進歩と調和に反対だといったのだとわかった。そうでないと、その後で万博の委員会から降ろされるだろうし、やめているだろう。

そんな反対と表明した人をそのままにして調和することであってこそ!本当の人類の進歩と調和が生まれるのだと実行委員の皆さんも考えたのであろう。

こう考えると、当時に万博にかかわった人の凄さが本当によくわかる。表面だけでごまかした万国博覧会ではだめだ!真剣にぶつかって、調和し進歩する。これこそが重要だ!そんなことをいまさらながら理解できた。

Posted in

コメントを残す