こんにちは!2026年現在、ヴェネツィアではオーバーツーリズム対策として、日帰りの観光客を対象に入島税(Access Fee)の徴収が行われています。

「ヴェネツィアに行くなら全員お金を払わなきゃいけないの?」と思ってしまいますが、実はホテルに宿泊する人は支払う必要がありません!

今回は、私たちがヴェネツィアの「リド島(Lido)」のホテルに滞在するにあたり、実際にネットで行った「入島税免除の手続き(QRコード取得)」の流れと、日本人が間違いやすい注意点を分かりやすくまとめました。

💡 なぜホテル宿泊者は入島税が不要なの?

仕組みはとてもシンプルです。ヴェネツィア市内のホテルに泊まる人は、宿泊料金と一緒に「宿泊税(Tourist Tax)」を現地で支払います。そのため、日帰り用の入島税まで払うと二重課税になってしまうことから、手続きをすれば免除(不要)になるのです。

ここでポイントなのが、本島から水上バス(ヴァポレット)で渡る「リド島」も立派なヴェネツィア市内だということ!リド島のホテル(Hotel Rigelなど)に泊まる場合も、ばっちり免除の対象になります。

ただし、「宿泊するから何もしなくていい」わけではありません。

事前に専用サイトで申請して「免除証明のQRコード」を取得し、現地でパスポートと一緒に提示できるようにしておく必要があります。

📝 免除申請(QRコード取得)の具体的なステップ

手続きはヴェネツィア市の公式申請サイト(cda.ve.it)から行います。日本人がスムーズに入力するための重要ポイントを絞って解説します。

① 免除理由の選択

まず、免除のタイプで「ヴェネツィア市内の宿泊施設に滞在するゲスト(I am a guest in an accommodation facility…)」を選びます。

次に宿泊期間(チェックイン日〜チェックアウト日)を指定しますが、日付はヨーロッパ式の「日 / 月 / 年(dd/mm/yyyy)」の順に並んでいるので、カレンダー機能から正しく選択しましょう。

② 代表者(Main holder)の入力

名前や住所をローマ字で入力していきますが、ここで一番の罠が「Place of birth(出生地)」です。 本来の意味は「生まれた場所」ですが、海外の公的な手続きでは「パスポートの『本籍地(Registered Domicile)』に書かれている都道府県名」(例:KYOTO など)を入力するのが鉄則です。現地の検問でパスポートの原本と照合されるため、表記を完全に一致させておくのが一番スムーズです。

③ ホテルの選択

宿泊するホテル名を入力します。入力すると、市のシステムに登録されている公式なホテル名や住所が自動的に反映されます。自分の認識している住所と少し表記が違っていても、市が公認しているリストと紐付いた証拠なので、そのまま進めて大丈夫です。

④ 同行者(Additional holders)の入力

一緒に行く家族などの情報も漏れなく登録し、全員分の申請を紐付けます。

⑤ 本人認証(Contact information)

最後に、確認コードを受け取る方法を「PHONE(電話)」か「EMAIL(メール)」から選びます。国際電話をかける手間や繋がらないリスクを避けるため、「EMAIL」を選んでワンタイムパスワード(数字コード)を受け取るのが絶対におすすめです。

🚢 旅行当日に向けたアドバイス

無事に申請が完了すると、登録したメールアドレス宛にQRコード付きの免除証明書(PDFバウチャー)が届きます。

旅行当日は、以下の3点に注意してください。

  • スマホ保存+紙の印刷が安心現地の検問ではスマートフォンの画面提示でOKとされていますが、電波が悪かったり充電が切れたりすることに備えて、スクリーンショットの保存だけでなく、紙に印刷して持参すると非常に安心です。
  • 別行動に備えて全員で持つ旅先で家族が別行動をする可能性もあるため、同行者のスマホにもそれぞれのQRコード画像を共有して持たせておくことが推奨されています。
  • データは自動消去されるので安心ちなみにこのシステム、現地で検問(チェック)を受けなければ、旅行終了日の深夜24:00に個人データが自動的に即時消去される仕組みになっています。プライバシー面もしっかり配慮されているのは嬉しいですね。

まとめ

一見すると難しそうなヴェネツィアの入島税手続きですが、仕組みと入力のコツさえ分かれば数分で完了します。宿泊者の特権をしっかり使って、事前にQRコードをゲットしておきましょう。

これからヴェネツィアやリド島へ旅行される方の参考になれば幸いです。良い旅を!

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